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住宅の断熱性能等級とは、冷暖房の効率を高めて快適に過ごすための断熱性能に関する判断基準を指します。本記事では、理想の住まいを手に入れる際に考慮したい断熱性能等級について詳しく紹介します。
住宅の断熱性能等級は、国土交通省が定める「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」によって規定されている性能です。2022年10月1日から2つの等級が新たに加わり、等級1〜7までの7段階で表されます。
断熱性能等級は、住宅がどれだけの省エネ性能を満たしているかを基準化したものです。住まいのエネルギー消費量を算出し、省エネ効果の程度を計算したうえでランク付けがされます。等級1が下の等級で、2022年10月1日から新設される等級7が上位のレベルとなります。
断熱性能等級が高くなるほど高断熱が可能になるため、天井・壁・床などに使われる素材も高性能なものになります。一方、室内環境が快適になり一年を通して寒暖差の影響を受けにくく、冷暖房がききやすい環境となります。
断熱性能等級は、住宅の性能のひとつとして「住宅性能評価書」に盛り込まれます。国土交通大臣から認可された第三者機関が規定のルールに基づき、住宅の性能を公正な立場から評価した内容が記載されます。
評価書には断熱性能等級以外にも耐震性や耐久性、バリアフリー性能なども盛り込まれます。以下のページでは、住宅性能評価書に関する詳しい内容を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
不動産の購入には、立地条件・周辺環境・住まいの価格以外にも工法や性能などチェックすべきポイントがあります。理想の住まいを手に入れるためには、あらかじめチェックすべきポイントを押さえておく必要があります。
当サイトでは住まい選びに役立つポイントを項目ごとに紹介しています。住まいの購入を検討している方はぜひ以下のページを参考にしてください。