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住宅に長く住み続けるためには、「省エネ性能」がポイント。快適に住み続けるためには、省エネ性能が高い家であることが重要です。本記事では、住宅の省エネ性能の内容や確認の際のポイントについて解説しています。
省エネ性能とは、生活に必要となる消費エネルギーを従来よりも抑える省エネ能力のことです。近年、環境保全やSDGsの重要性が高まっていることで、省エネ性能の高い住宅が注目されています。具体的には、気密性や断熱性が高いこと・素材や工法にこだわっていること・自然エネルギーの活用が行われているかどうかが問われます。
省エネ性能を判断するためには、冷暖房や換気などのエネルギー消費量(基準一次エネルギー消費量)をそれぞれ計算します。次に、省エネ手法に基づいて設計した場合のエネルギー消費量が基準一次エネルギー消費量を下回っていれば、省エネ性能を満たしていると判断できます。
建設地の地域区分によって基準値が異なること、建築物省エネ法による「誘導基準」「エネルギー消費性能基準」「住宅事業建築主基準」の3点をそれぞれ踏まえている必要があります。
中古住宅の耐震性能は、築年数に応じて適用される基準が異なることに注意が必要です。省エネ基準は1980年から2016年までに数回にわたって変更されています。
工法や建物の建て方について、耐震基準や断熱性を考慮しているかを踏まえてチェックしましょう。
住まいの水道・電気・ガス・照明設備は省エネ性能を高めるものであるか確認を行ってください。
物件を取り扱っている会社に、断熱材の有無や内容、複層ガラスや窓フレームの樹脂化などが行われているかを確認しましょう。
省エネ住宅を購入する場合、購入時点での省エネ性能基準を満たしているか、中古住宅なら省エネ性能に関わる工夫が盛り込まれているかをチェックする必要があります。
住まいの購入には、他にも確認すべきポイントがあります。以下のページで詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。