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マイホームを購入する上で必ずチェックしておきたいのが、周辺環境のこと。ただ物件情報をみて、間取りや価格、設備だけで物件を選ぶのはとても危険です。家のまわりの環境は、時には設備以上に生活の質に関わることも。
私の経験談ですが、図面上は間取りも価格もよくて、交通の便も良く、希望にぴったりの物件を見つけたときのこと。この物件で決まりかな、なんて思って内見に出かけたのですが、どうも周辺の空気感が良くない。後でその土地の情報を調べてみたら、やはり周辺の住人とのトラブルが絶えない場所だったようです。
何があるかわからない周辺環境は、必ずチェックしたいもの。そこで、周辺環境のチェックポイントをまとめてみました。
まずチェックしておきたいのが、物件から最寄駅の間の道。
「駅から徒歩〜分」という文言があっても、それは駅と物件の距離から計算された時間に過ぎず、いろんな要因で実際の時間は変わります。
その道が平坦か坂道かどうかで所要時間と疲労度が違うし、車の通行量、ガードレールの有無でも歩きやすさは変わりますし、夜は道が暗くないか、生活用品や食材などを購入するお店があるか、といったポイントも要チェック。できれば明るい時間、夜の遅い時間の両方に、駅と物件の間の道を歩いてみるようにしましょう。
物件の周辺の様子について、確認しておきたいのは以下の点などがあげられます。
当たり前の話しになってしまいますが、日常の買い物に不便はないか、コンビニやスーパー、100円ショップなどが徒歩圏内にあると生活の利便性がグッと向上します。
いざという時にすぐに病院に行ける立地は便利。あまりにも病院まで距離があると、ちょっとした風邪でも辛い思いをします。
役所や銀行、郵便局などが近くにあると、必要時における手続き等の煩わしさ軽減されます。
子育て世代にとっては最重要ポイント。楽に通える範囲に保育園や幼稚園が複数ある立地を選びたいところです。
子供を遊ばせることができる公園があればベター。友達も作りやすくなります。
日当たりを遮る建物がまわりにないか、また駐車場になりそうな空き地、何かビルなどが経ちそうな土地がないかも要チェックです。
物件情報ではわからないけれど、生活に大きく影響するのが騒音や臭い。不快なものがないか、昼と夜の両方で確認するべき。
そのほかエリアの雰囲気: 具体的なことではありませんが、その街、そのエリアの雰囲気は、できれば街をゆっくり歩いてみて体感するとよいでしょう。物件そのものは良くても、街の空気が自分に合わないと思ったら、その物件は考え直した方がいいと思います。長く住む街選びには、自分の感覚も大切にしましょう。