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不動産会社の評判や噂って本当? 実録!不動産会社の実体験Report
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公開日: |更新日:

アドキャストの体験記

アドキャストで過ごした1日体験記

見出し

城西エリア・城南エリアを得意とし、東京23区内に広く店舗を構えているアドキャスト。住宅購入はもちろんの事、不動産投資や相続対策など関連分野のセミナーも数多く開催している不動産会社として興味があったので、実際に体験してきました。

気になるアドキャストでの会員登録

会員登録

アドキャストのWEBサイトを確認すると、最初に表示される画像が土地情報とセミナー情報が入り混じっており、感覚として「不動産投資」の印象を強く持ちましだが、ネット上での様々な口コミなどを参考に、まずは会員登録をしてみる事に。

登録フォームはガッツリと情報を入力する内容となっており、希望エリアなども必須項目となっている為、ある程度こちら側の決定意思が必要となります。

特徴として、気になったのが「購入時期」と「マッチングメール」の欄が他の不動産会社にはあまり見られない項目でした。

実際に登録を済ませると、すぐに自動返信メールが届き、その後2~3時間の間隔を空けて、アドキャストから電話をもらう事ができました。

電話をもらったのが日中だったのですが、とりあえず電話してくる姿勢は人によってはストレスになってしまうかも知れませんね。

電話口の相手は、雰囲気が若めの営業マンという印象

かかってきた電話にその場で出ると、声の感じからして恐らく30代位の男性かと思います、話してみると、こちらが会員登録時に入力した内容に関する再確認の話しが主でしたが、現在の住まい周りや、希望地域に関する情報を電話口で延々に話しており、アポの段取りに結びつける会話が全くありませんでした。

また、こちらは希望として「戸建て」を要望する旨を送っているのに、話しの中で出てくるのは「マンション」や「中古物件」の情報がメインとなり、あまりこちらの意見を汲み取ってくれる姿勢を感じる事がすれ違い感を感じてしまいました。

会員登録後、最初の電話で聞かれた項目
現在の住まい 希望地域・沿線 予算規模

※会員登録後の不動産会社からの電話でよく感じる事なのですが、もっと端的に「会って話す」事を伝えてきてくれても良いのに!と思っています。こちらの都合がダメだった場合には、そこから電話でヒアリングに移行した方がスムーズなのでは…と個人的な感想を持つようになりました。

地域情報など長々と話しが続き、内容も「生活に関する情報」ではなく「売りたい物件情報」の推しが強く…こちらの目的にも辿りつかないと判断したので、直接アポ取りの話しをふりました。

結果として快く承諾してくださり、日程を決めた後、事前に希望に見合う物件情報を送ってくださるとの事でしたので、電話を切ってメールでの連絡を待つと、送られてきたのは新築の物件情報…先程話していた情報は何だったのか!?と少々呆気にとられてしまいました。

直接話しをする為に、店舗へ訪問

今回向かった店舗は駅から徒歩3分位の距離にある場所でしたが、細い路地に入った場所に位置しており、通りを間違ってしまうと、到着までに若干時間を要してしまうかも知れません。

店舗の外観は極々普通のビルの1階に店舗を構えており、見た目もTHE・不動産会社といった感じです。店舗の中に入ると奥行きはあり、内装も白を基調としており、非常に開けた空間となっておりました。

受付カウンターなどはありませんでしたが、入ってすぐに女性社員の方が声をかけてきてくださり、用件を伝えると席に案内してくださいました。

恐らく個室などは設けてないと思われますが、開けた1フロア内にテーブル席やカウンター席があるので、他のお客で混雑した場合には会話などは聞こえてくる距離感となります。

店舗でのヒアリング

打ち合わせイメージ

担当者の方を待つ間、「コーヒー/オレンジ/お茶」から飲み物を選ぶと、すぐに持ってきていただき、それと合わせて担当者の方も席にこられました。

軽く挨拶を済ませると、どうやら電話で応対した方は今日は都合が合わないようで、代理として担当していただく形になるとの事でした。実際に会って顔を合わせて話した場合に、どのような行動をとられるか見たかったのですが、残念です。

代理担当の方とは早速話しを進める事となり、お決まりの要望再確認から話しは始まります。

今回の訪問で面白かったのは、話しをしていたテーブルにはPCが設置されており、その場で予算感や地域にマッチした物件情報を画面越しに確認ができた事です。

しかし、システム専用の画面なのか、表示された情報の見た目が文字情報主体の為、間取りなど画像情報を確認する度に画面が切り替わってしまうのが、少々見難かった印象です。

話しの流れで、事前にお送り頂いていて物件情報から幾つかピックアップして内見したい事を伝えると、内見事態は問題ないとの事でしたが、提示した物件が「建設予定」の物件らしく…まだ建物を見る事はできないと言われました。

※電話対応の時もそうですが、微妙にこちらの肩透かし感を与えてくる感じが強まってきます。

相談イメージ

こちらから知りたい情報や質問など、アプローチした内容には真摯に答えてくださり、事細かに情報を出していただき情報量は凄く多かったのですが、やはり、こちらの生活に関わるヒアリングをほぼ聞いてこなかったのが、気になります。

※アドキャストが持っている情報量は相当な量かと思いますが、「伝えてくる」のですが「聞き出してこない」事への不満感をちょこっとだけ持ってしまいました。

話していたテーブルにはPCの他にもオプションメニュー的な表も置かれており、大体30~40項目の内容が書かれており、1つ1つに金額が設定されており、話しを聞くと、【気になる物件に対して、地盤調査だけでなく地域情報としての調査を細かく対応している】との事。

その場では、へぇ~位にしか思っていませんでしたが、内見に向かう道中で驚かされました。

物件の内見

物件内見1

内見させていただく物件には車で向かう事となるのですが、後部座席に座ると視界に何やら分厚いファイルが飛び込んできました。営業さんに質問してみると、上述に記載した調査資料との事で中身を見ても良い、とおっしゃったので遠慮なく拝見する事に!

資料事態はファイルケースにまとめられており、その厚みは約5cm~6cm程、一面にビッシリと調査内容が書かれており、過去の犯罪情報や江戸時代まで遡った地質情報、地域周りの住宅環境などが載っており、「ここまで調べるのか!」とビックリしました。

調査事態は単体での依頼も受けているそうで、物件購入とセットに考える必要はないとの事です。

資料に目を通す事約10分、1件目の物件に到着し、建物の中を見せていただく事に。

建物を見ている時は、建物の造りなど基本的な情報を話してくれますが、特段それ以上の情報を出してくる事はなく…話しは饒舌なんですが、土地情報や沿線情報のみで、やはり「ライフスタイルに合わせた話し」が一切無かったのが残念です。

物件内見2

物件選びの初心者であるお客の要望や本意を汲み取るような話しをしてこないので、本当に理解しようとしてくれているのか不安になります。

欲を言えば、内見をしている時は、建物の基本情報だけでなく、「実際に生活した場合」の想像をさせてくれるような提案や気づきを提供してもらえると嬉しかったです。

店舗で話している時もそうでしたが、慣れない専門用語や説明をブワ~っと話される事が多いので、頭の中で情報の整理が追いつかず、話していただいた3割位の内容しか記憶に残っていないのが本音です。

あくまでも個人としての意見ですが【物件や地域の知識量はあるけど、こちらに寄り添った情報取得に踏み込んでこない】ような姿勢が引っかかってしまいます。

良い言い方をすれば強引な推しが無い、ともありますが「この人とこの先何ヶ月も物件を回って、決めていく事ができるだろうか!?」と感じ、もっと親近感というか、関係性を築くやりとりがあっても良かったのではと思います。

帰り際のやりとり

当日は、内見として2件周った段階で時間的リミットを迎えてしまい(体力的にも結構ギリギリでした)担当者さんにその事を伝えると、アドキャストとしては店舗に戻ってローンなどの話しを詰めておきたいような事を話されていました。

今回は断念してしまいましたが、時間的余力や期間をかけての物件周りができる方は長期的な目線で要望を詰めていけるかと思います。

アドキャストのまとめ

アドキャストとして保有している情報に関しては、こちらが困惑してしまう位に豊富な情報提供をしてくださいます。が、会話のキャッチボールにおいて、お客目線での要望読み取りが少なく、聞いた内容については答えてくれるが、プロとしての気づきや情報提供にまで至っていなかったのが非常に残念でした。

もっと二人三脚で物件を探していけるような歩み寄り・親近感を持てる関係性を築けていたら、1つ1つの話しに対する印象も変わってきていたかも知れません。

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